上司に退職の意向を伝えた

まだ次に行くところは決まっていない。

決まってから職場に伝えるつもりだった…

が…

今日言ってしまった。

 

もう気持ちが退職一色で、早く言ってしまいたい気持ちに駆られてしまった。

12月末日 退職意向。

 

同じ職場の役職の二名に話した。

ともに頑張ってきた仲間。

泣いていた…

 

なんだろう。

すっきりしたけど、私も泣けてきてしまった。

 

寝る時間を割いてまで頑張って築いてきた職場だった。

ご家族の方が、患者さんのご逝去後に「ここにきてよかった」と感謝の気持ちを伝えてくださる。

その言葉に支えてもらった。

 

自分の人生を犠牲にして得たものって何だったのかな…

いろいろな思いが交錯して、涙がでてしまった。

 

看護師って難しい。

今は事務屋で、看護師とは言えないけど、

看護師だった頃は、いつも帰りが遅くなっていた。

それは今も同じ。

 

人相手の仕事だから

中途半端にはできないし、したくない。

一生懸命になると自分を犠牲にせざるを得ない場合が多い。

仕事にゴールがない。

ここまでやれば今日終了という線引きができない。

患者さんの話を傾聴するかしないか、痛い部位に手を当てるか当てないか、

看護師によってやり方がさまざま。

やらなければ早くあがれる。

患者さんに関われば関わるほど仕事は終わらない。

どこかで割り切るしかないけど…

答えはない。

 

「明日やろう」と思って帰宅した翌日、その患者さんはご逝去されていた。

こんな経験を繰り返しているうちに、「明日があると思うな」が教訓になってしまった。

今日できることは今日やる…  毎日仕事が終わらない…

看護師の仕事にゴールはない。

 

この仕事しかできないし、この仕事しかしてこなかったから、

転職はまたこの仕事だ。

 

生活を重視した職場に行きたいと思っているけど、

この真面目な性格を考えると…

どこに行っても同じなのかなって、

今これを綴っていて感じてしまった。

 

看護師時代も、管理者の今も働き方があまり変わっていないように思う。

これって自分の仕事への向かい合い方に問題があるのかもしれない。

 

今まさにそれを実感した。

 

このブログって気持ちの整理にも繋がっている。